脂溶性ビタミンの吸収率を高めるとアンチエイジングに効果大!脂・油をしっかり選んで摂取しよう!
近年ダイエットにおいても、適度に脂・油をしっかり摂取することが推奨されています。油をとるメリットはいくつかありますが、その大きな理由のひとつとして、脂溶性ビタミンの吸収を助けるというものがあります。
主な脂溶性ビタミンにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKがあります。
ビタミンA(βカロテン)はニンジンや鳥レバーなどに多く含まれます。抗酸化作用、眼球の機能を正常に保つ、粘膜や皮膚を守る、癌の予防などの効果があります。
ビタミンDはカルシウムとリンの吸収率を上げる、骨の形成や成長などの効果があります。多く含まれる食品はきくらげやかつおなどです。
ビタミンEには抗酸化作用、血管の状態を良くするなどの効果があり、アーモンドやキウイフルーツに多く含まれます。
ビタミンKには骨の形成の補助や、血液の凝固といった作用があります。食品でいうと緑茶、ワカメ、納豆などに多く含まれています。
脂溶性ビタミンは料理で摂取することで吸収率高まる
脂溶性ビタミンは熱でも壊れにくいので、油で調理して食べることで吸収率が高まります。生で食べたほうが、酵素などを壊さずに摂取できるので、健康やアンチエイジングに効果的かと思いがちですが、食品によっては脂でしっかり調理することが良い場合もあるのです。
脂溶性ビタミンの注意点
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどの脂溶性ビタミンにはひとつ大きな注意点があります。それは摂りすぎると肝臓などにダメージを与える可能性があるということです。脂溶性ビタミンは、水溶性ビタミンのように、過剰分が尿から体外に出ていくことがなくとどまるので、摂り過ぎには十分注意しましょう!