ウォーキング・デッドはなぜ人気!!シーズン1〜シーズン10まで一気見した感想や登場人物について
2019年の夏から秋にかけてウォーキング・デッドをシーズン1〜シーズン10まで観ました。
思っていたよりもかなり面白く、楽しめました。 そして観ているうちに、なぜウォーキング・デッドが世界的な人気を博したのか?段々わかって来たので、その理由を紹介したいと思います。
※ネタバレあり!!!
理由1 登場人物の成長
ウォーキング・デッドの一番の醍醐味は、ウォーカー(ゾンビ)をバッタバッタ倒すことではなく、それぞれの登場人物が、物語ごとにどう成長していくか!?ということです。
例えば、シーズン1で夫のエドからDVを受けていたキャロルは、シーズン4あたりからナイフの使い方や銃器の使い方に慣れてきて、シーズン5では敵のアジトは全壊させるほど強くなっています。 普通のか弱い主婦がここまで強くなるんだ!という感動を覚えました!
そして、主人公のリックについても、シーズン1〜シーズン2まではかなり正義漢ぶった人物だったにもかかわらず、シーズン3以降は人間も敵ならすぐに殺すという冷血漢に変貌します。
理由2 人間ドラマ
個々の成長だけではなく、ウォーキング・デッドはヒューマンドラマとしても魅力的です。
例えば主人公の息子カールは、シーズン3くらいまでは年齢的には小学生であったにも関わらず、たくさんの人間の死を見てしまったので、性格がスレてねじ曲がってしまい、人を殺してしまいます。 しかし、その後父のリックと農作業などをしていったり、ミショーンという人物と語ったりするうちに、聖人君主のようになって来て、最後には、敵対する組織、救世主のボスニーガンと父のリックに手紙を書いて双方和解するよう提案するなど、人間的に素晴らしい人物になります。
カールがここまで変わったのもいろんな人物との関わり合いがあったからだと思います。
理由3 ウォーキング・デッド登場人物の劇的な死
ウォーキング・デッドでは主要な登場人物が、思わぬところで死んでしまったりします。その死に方が、今までの生き様をマジマジと見せつけるようでカッコいいのです!
例えば、一番人気のダリルの兄、メルルは、生き抜くためならなんでもやる卑劣な男でしたが、最後は本来持っていた優しさを見せて、敵の中に一人で突っ込み死んでウォーカー(ゾンビ)になります。そしてメルルがウォーカーになった後、弟のダリルは泣きながら彼を殺します。
ウォーキング・デッドは人がどう生きていくか!?というところばかりに重点をおいているわけではなくどう死ぬのか!?というところにもスポットを当てているのが特徴的かつ魅力的だと思います!
ウォーキング・デッドに関する解説動画もいくつか紹介しておきます!